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映画「サマーウォーズ」感想

【あらすじ】
世界中の人々が、OZ(オズ)という仮想ネットワーク上にアカウントとアバターを持っている今日この頃、数学オリンピック日本代表にギリギリなり損ねたくらい数学の得意な高校生・小磯健二は、大人気の先輩・夏希に「アルバイト」を持ちかけられる。
それは、夏希の曾祖母が居る田舎の旧家に集まった親戚皆の前で、夏希の婚約者のふりをすることだった。

【途中までネタバレなし感想】
主人公・健二の声優は、神木隆之介くんです。青い若者っぽくて、すごく合っていたと思います。
余談ですが、ドラマで最近のリアル神木君を見ると、いい具合に成長したなぁと思います。
暗い色気があるといいますか、「サマーウォーズ」で言う所のカズマがちょっと大人になった感じといいますか。

この映画は、かっこいいおじさんがいっぱい出てきました。
私はそのおじさんたちを30代前半くらいだと思ってました。(侘助おじさんに関しては20代かもと思ってた。あくまでも、女子高生にとってのおじさん、だから若い可能性も考えた)
パンフレットも資料集も持っていないのですが、どうやら、皆さん40代みたいですね。

田舎の旧武家で親族集合、という状況と、高度に発達した電脳世界の大混乱、というミスマッチな組み合わせが面白かったです。

曾祖母の誕生日というイベントと平行して、スケールの大きな事件が起きるというのも、その対比が良いです。

【以下、ネタバレあり感想】







ちょくちょく花札のシーンがありましたが、あれが、ラブマシーンとの決戦に活きてきましたね。
「こいこい」ってのはなんですか。昔、花札やってましたが、「こいこい」って言った記憶ないです。

AIにラブマシーンって名前つけたのって侘助おじさんなんですか。モーニング娘。と何か関係が…?

東大出て、渡米(?)して、研究開発頑張った挙句、大好きな栄ばーちゃんに、「死ね」って言われて実際斬りかかられる侘助おじさんが不憫です。
ですが、あのヘタレっぽい逃げ惑い方が好きです。
ラブマシーンは、軍が勝手に実装実験したのだから、ラブマが暴走したのは詫助おじさんのせいじゃないし、ばーちゃんが亡くなったのも、医者の体調管理モニターがイカれたせいっていうより、単に寿命だったかもしれないんだけど、間接的には、侘助がばーちゃんの命を奪ってしまったようにも取れる所が悲惨です。
ラブマシーンの開発者は、侘助おじさんなので。
Wikipediaによると、侘助おじさんは、一族の資産を持ち逃げして10年帰ってなかった、とあるので、そりゃあ、親戚から嫌われるよな、とは思いました。

カズマは、上映後も「実は女の子なんじゃないか?」って思ってました。
いわゆるショタショタしい女の子みたいな少年なんじゃなくて、ちゃんと少年らしいんだけど、ボーイッシュな女の子にも見える、という絶妙なラインを突いていました。
キングカズマで戦いまくるなど、主人公より目立ってました。

でも、主人公の健二も、唯一の部外者でありながら、陣内家の中に自分の位置を築き、鼻血を出しながら暗号を解くなどがんばってました。皆を救ったのは、健二の「おねがいしまぁーす」です。

あの消防士の3人は、ガチなゲイの人にモテそうだと思いました。

カズマの師匠が、やたらイカ押しで笑えました。

栄ばーちゃんが、アナログの葉書や手紙、住所録をもとにダイヤル式の電話をかけまくるシーンがかっこよかったです。
「あんたにならできる」とか、ああいう風に励まされたら頑張れそうな気がします。

じーちゃんの妾の子ってことは、侘助おじさんと栄ばーちゃんは、血が繋がっていないんですかね。

夏希先輩が花札で戦っていて、賭けるアバターがなくなった時に、ドイツの男の子がアバターを託してくれたのが感動でした。そのアバターが、また、デフォルトっぽいのが良いですね。シンプルなアバターがポツンと佇んでいて。

人工衛星あらわしがミサイルみたいに降って来るというのはとても恐ろしいことなのに、なんだかんだで庭先に温泉が湧いてしまったところが、アホっぽくマヌケで、いい意味で脱力しました。クライマックスで、ガチガチに入っていた肩の力が抜けた感じです。

緊急事態なのに、ばーちゃんの遺言に従って、皆でご飯を食べてる場面が印象的です。
侘助おじさんも、一緒に食べてる。

ばーちゃんの弔い合戦とばかりに、ラブマシーンに挑む、陣内家の男達が戦いの準備をする所がワクワクしました。
イカ釣り漁船がドーン。自衛隊の何かすごい機器がドーン。スーパーコンピューターがドーン。
あんたら何者よ。
特に、陸自の理一おじさんが謎です。特務諜報部とかそんなでしょうか。

ラブマシーンVSキングカズマ、リベンジマッチ作戦は上手く行っていましたが、コンピューターが熱暴走して失敗に終わりました。
夏希の又従兄で警察官の翔太が、ばーちゃんの遺体が腐らないようにと、冷却用氷を移動させてしまったせいです。
翔太の行動は愚かではありますが、しかし、ばーちゃんを思う優しさからのものですから、翔太はいい奴なんだなと思えました。

映画全体としては、「家族の絆は強い」「最後まで諦めない心を持て」というメッセージを含んでいるのかなと思いました。

テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

  1. 2009/08/24(月) 08:41:10|
  2. 未分類

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