野良箱

同人漫画サークル

文・村上春樹 画・大橋歩 「村上ラヂオ」

村上ラヂオ (新潮文庫)村上ラヂオ (新潮文庫)
(2003/06)
村上 春樹大橋 歩

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【概要】
1999年頃から、雑誌「anan」にて連載されたエッセイ。
挿絵は、大橋歩の手による。

【感想】
軽くてユーモラスな文章でした。
短時間で読めます。どこから読んでもOKです。

ニール・ヤングの音楽は、きんぴらを作るのにピッタリだとか、NHKの早朝ラジオを聞いていたら円周率を暗証するおじさんが出ていたことから宇宙の文明に思いを馳せたとか、昔ウーマンリヴで焼かれたブラジャーのことを考えていたとか、柿ピー配分システムを確立したとか、比較的生きる上でどうでも良いけど、なんだか良いなぁということが沢山書いてありました。

偽の書評が面白かったです。
存在しない作家の存在しない本の評論をでっちあげたのです。
読んでみたくなります。そんな本ないのに。
また、嘘の薀蓄(ウソチク)も書かれていました。一瞬信じそうになりました。

なんとなく、クラシックとジャズと古いフォークしか聴かないのかと思ってましたが、レッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)やシェリル・クロウなども聴くんですね。

最新の映画もよく見ているようです。
音楽映画を見ながらほとんど寝てたけど(その日疲れていたから)、体でその映画を正当に評価したんだ、と言い切ったりしています。映画が体の底までしみこんだそうなので、嘘ではないようです。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2009/07/08(水) 21:59:57|
  2. 読書感想文(小説)

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