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松本清張「偏狂者の系譜」

偏狂者の系譜 (角川文庫)偏狂者の系譜 (角川文庫)
(2007/03)
松本 清張

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【あらすじ】
学術や研究、調査に打ち込む男たちを描いた短編4本。

【ネタバレなし感想】
結末をはっきり書いておらず、読者の想像に委ねている作品がありました。

4作中、3作のキャラクターには、妻の他に愛人がいます。
その愛人達は、美人でもなく性格もよくないようです。

このような男達にとって、女性というのは何なのでしょう。
自分の研究にさえ打ち込めていれば、女などいらなそうなものです。
妻一人で十分なのではないかと思いますが、本能や愛憎など色々な要因があって、愛人を作っているようです。

偏狂者というタイトルから、もっと、研究一筋で周りを見ていない変人みたいなキャラクターの出てくる本かと思っていましたが、女性関係が盛んであるあたり、イメージと違いました。
どうも私は、偏狂的な研究者というものは、ストイックであると思い込んでいるようです。

邪馬台国や古事記、脳神経学、歴史学について、詳しく書かれています。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2009/04/14(火) 02:42:17|
  2. 読書感想文(小説)

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