作中の編集者は、漫画家の二つの類型、好きなものを描いてヒットを飛ばす「天然型(天才型)」と計算しつくしてヒットを狙う「計算型」の話をし、大ヒットを出すのは圧倒的に「計算じゃない人」だと言いました。
しかし、「計算型」の方が、1作で終わらず続けてヒットを出せたりもするので、必ずしも「計算型」が悪いというわけではない、逆に言えば強いとのことでした。
某掲示板では、「計算型」の代表例として、「魔法先生ネギま!」の赤松健先生の名前が挙げられてました。
どことなく、作中「計算型」として描かれたイメージキャラと赤松先生は、顔が似ています。
以前もバクマン。感想を書かれていた赤松先生なので、今週も何か言及してるかなと覗きに行ったら、まさにバクマン。話をしてました。
赤松日記2008年10月5日
【以下引用】
バクマン。もはや、シュージン(や編集者)に共感できるという枠組みを
超えて、殆ど「お、俺がいる?!」みたいな。(笑)
http://www.ailove.net/diarybook/diary2001b.cgi(11月10日や29日参照)
「自分の描きたい事、好きな事を思い切り描いてヒットする、天然な天才
タイプ」と、「どうしたらウケるか売れるかを計算してヒットを出すタイプ」
の件で、大ヒットをとばせるのは圧倒的に計算じゃない人だという指摘は、
確かにその通りです。
しかし、前者を目指すと99%失敗するんですよ。だって1%しかいない
のが天才なんですから。ジャンプで大ヒットを飛ばした1人の下に、99人
の屍があるんです。(※実際には999人以上はいますが)
【引用ここまで】
上記で引き合いに出されている、過去の赤松日記も読んできました。
今回の編集者と似たようなこと言ってました。
まさに「俺がいる?!」状態。
【以下引用】
他人の快楽のために、自我を滅することをしないと、エンターテイメントは実現しにくいと
いうわけですね。
しかし、まれに「天然で好きなものを描いて、しかも面白い」作家もいるようです。
これを、便宜上「ニュータイプ」と呼んでみましょう。(笑)
これに対して、「自分に無い要素を、わざわざ後付けで創作に組み入れる」作家は、
「強化人間」と呼ばれます。(ゼータ以降を見てないと分からん例えだなコレ(^^;))
ニュータイプは、もともと数が少ないうえに、すぐにクセを読まれて飽きられたりするので、
代表作が一作だけに終わることも多いです。しかし、その一作だけで、他の天才の卵たちを
強烈にインスパイアし、その後に多大な好影響を残しますので、やっぱり業界はいつも
ニュータイプを欲しているのです。
強化人間は、かなりの確率で失敗しますし、やってても幸薄いんですが、投薬によって
作られた強化人間は、飽きられたら別の薬を導入するため(ぉぃぉぃ)、ニュータイプよりも
連続してヒットを飛ばすことさえあります。
(中略)
★ ニュータイプ系の作家は「自分の思ったとおりに創作し、受けたら天才と
呼ばれ、受けなかったら死ぬ」のが本分だと思って下さい。(^^;)
下手に作戦などを立てて、そのインスピレーションを濁らせてはいけません。
もちろん、天才のやることは、最初は受け入れられないかもしれません。
しかし、新しいものが一般化して商業的に受け入れられるようになるには、
まず基本的な実験が延々と行われていくという段階が必要なのでございます。
そう、ニュータイプ達は、科学で言うところの「基礎研究」をするのです。
で、我々強化人間は、そのデータを利用してやっていきます。(ぉぃぉぃ・・・)
【引用ここまで】
赤松先生は、自分のことを強化人間だと言ってます。
つまり、バクマン。で言うところの計算型であることを自覚されてるのですね。
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【追記あり】篠房六郎先生と赤松健先生の「バクマン。」感想
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