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同人漫画サークル

芥川龍之介「侏儒の言葉・西方の人」

侏儒の言葉・西方の人 (新潮文庫)侏儒の言葉・西方の人 (新潮文庫)
(1968/11)
芥川 龍之介

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【内容紹介】
「侏儒の言葉」は、アフォリズム作品。
アフォリズムとは、「物事の真実を簡潔に鋭く表現した語句。警句。金言。箴言(しんげん)。」のこと。
「西方の人」は、キリストについての意見・解説。

【感想】
伊坂幸太郎の小説「チルドレン」に「侏儒の言葉」が登場していたので、気になって買ってみました。

(「チルドレン」感想はこちらのページで。)

「侏儒の言葉」も「西方の人」も、創作小説ではなく、エッセイ的なものでした。

「侏儒の言葉」は、もっと簡潔な名言集みたいなものかと思っていましたが、世界中の様々な文学・宗教・演劇・哲学・聖書等を当たり前のように引用したり、それらに引っかけた言い回しをしたりしていて、相当難解でした。
おかげで、注釈がすごく多いです。

誤解や反感を招きかねない事を書き、後日、それについて説明を加えていました。

煽りや毒舌みたいな文章もありましたが、不快感は感じませんでした。

「西方の人」で、キリストのことを「古代のジャアナリスト」「ボヘミアン」と称していました。

しょっちゅうでてくる「畢竟」(ひっきょう)という単語が、なんだか分らなかったのですが、「結局」「要するに」という意味だそうです。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/01/09(水) 21:50:10|
  2. 読書感想文(小説)

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