野良箱

同人漫画サークル

森博嗣&ささきすばる「悪戯王子と猫の物語」

悪戯王子と猫の物語 (講談社文庫)悪戯王子と猫の物語 (講談社文庫)
(2006/03/15)
森 博嗣

商品詳細を見る

森博嗣さんが文を書き、ささきすばるさんが絵を描いた絵本です。
羽の生えた王子と猫が、一度しか読めない20の物語を旅するという設定で、20本の詩的な短編+プロローグ・エピローグが掲載されています。
オールカラー・横書き。

挿絵は、物語に沿ったイラストの他、王子や猫が描かれたものがあります。

猫の絵が大変かわいいです。

物語は、主人公がバラバラで、中には人間以外のものが主人公のものがあります。

読んだら文字が溶けて消える物語。本当にあったら面白いですね。

森博嗣さんの作品の中でもかなり特殊な本らしいです。
私にとっては初の森作品でしたが。

【以下、ネタバレあり感想】
【夢の街のアパート】
夢の中で「ここに住んでいたことを思い出す」という気持ちがすごくわかります。
知らない家でも夢のなかではそう思ってしまいます。
妻も同時に同じ夢を見ていて、夢の中で会っているような感覚になりましたが、多分夢は別々。

【ジェットコースター】
「村の公共交通機関がジェットコースターだった時」のナイナイアルアルコーナー(@ラジオ伊集院光「深夜の馬鹿力」)って感じでした。
ありえない状況の中のあるあるネタ。
「猫の形をしているので、大人が乗る場合少し恥ずかしい」アルアルアルアルアル
「最近は最後部の座席にわざと座り、両手をあげたまま乗ることもできるようになった。」アルアルアルアル

【月の缶詰】
缶詰めの内と外の概念が逆転するのが面白かったです。

【ボート・ラボ】
「この世も、ボート・ラボの中なのかもしれない」と一瞬思わせるものがありました。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2007/11/27(火) 21:32:53|
  2. 読書感想文(小説)

FC2Ad