野良箱

同人漫画サークル

アガサ・クリスティ「クリスティ短編集(ニ)」

クリスティ短編集 (2)クリスティ短編集 (2)
(1961/12)
クリスティ、井上 宗次 他

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【作品紹介】
14編の短編集。
ミス・マープルもの2編、パーカー・パインもの6編、ポワロもの6編。

【以下、ネタバレあり感想】




◆溺死
「二番目に怪しまれている男を助けるためのアリバイ工作」と見せかけて、「実は自分の為のアリバイ作りだった」というのがとても面白かったです。

◆不満な軍人の事件
「フリーダ・クレッグ」は、完全にパーカー・パインの事務所の劇団員だと思って読んでいました。「持ち駒」と表現されていましたし。フリーダもまた依頼者だったのですね。

◆不満な夫の事件
パーカー・パインでも失敗することがあるのですね。ショック!

◆シラズの家
この話以降は、パーカー・パインがロンドンの事務所を離れて旅をしています。
統計でものごとを解決するという手法がかっこいいです。
目の色に不思議な点があることにこれっぽっちも気付きませんでした。

◆デルフィの信託
パーカー・パインの偽者現る。
トンプソン=パーカー・パインだったのですね。こういうのも叙述トリックと言うのでしょうか。

◆遺言書紛失事件
あぶりだし。クリスティ短編集(一)にも遺言書の話があります。そっちはあぶりだしじゃありませんでした。

◆マーズドン荘の悲劇
奥さん怖ぇー。

◆百万ドル公債の盗難
読んでいて、犯人はピンと来ましたが、犯行手口などは全く分りませんでした。

◆グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件
クリスティ作品は、宝石の模造品ネタが多いですね。
白いカードにどんな手がかりが!?犯人が残したカード!?などと思いながら読んでいたら、まったくのハッタリでした。
カードにより指紋を採取したのでした。
一本取られた感が面白かったです。

◆全体的感想
ポワロは本当に自惚れ屋さんですね。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2007/11/10(土) 14:50:04|
  2. 読書感想文(小説)

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