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村上春樹「パン屋再襲撃」

パン屋再襲撃 (文春文庫)パン屋再襲撃 (文春文庫)
(1989/04)
村上 春樹

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【あらすじ】
短編集。
「パン屋再襲撃」…妻に昔パン屋を襲撃した話をして、その後、パン屋を再襲撃しようとする。
「象の消滅」…町の象舎から象と飼育員が消えた。
「ファミリー・アフェア」…妹と二人暮しをしていて、妹に婚約者ができる。
「双子と沈んだ大陸」…分かれた双子を写真雑誌で見つける。
「ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界」
…強風の日に日記をつける。
「ねじまき鳥と火曜の女たち」…既婚無職男性がスパゲティーを茹でていると、知らない女から電話がかかってくる。

【以下、ネタバレあり感想】
どれもなんともつかみ所のないストーリーだったと思います。
ワグナーのレコードを全部きいたらパンが無料でもらえる。ということが「呪い」という感覚に繋がるところが不思議でした。そのパン屋の店主もどういうつもりだったのか謎ですが、面白かったです。
作中に出てくる音楽の趣味は、作者の趣味と一致しているのでしょうか。
辛口に批判されている歌手もいます。
「頭が悪いぶんを記憶力で補っているのだ。」とありましたが、記憶力も頭の良さの一部なんじゃあ…。
「僕は来週まとめて日記をつけるときために、今日いちにちの出来事を簡単なメモにまとめておいた。
(1)ローマ帝国の崩壊
(2)一八八一年のインディアン蜂起
(3)ヒットラーのポーランド侵入」
えええええ、こんなので本当に出来事を思い出せるのでしょうか…。どういう思考回路をしているのでしょう。

テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

  1. 2007/10/29(月) 18:07:13|
  2. 読書感想文(小説)

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