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ゲームボーイアドバンス版「MOTHER(無印)」クリア感想

バリューセレクション MOTHER 1+2バリューセレクション MOTHER 1+2
(2006/02/02)
GAMEBOY ADVANCE

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【あらすじ】
平和な町の外れで家族と暮らす少年の周りで異変が起きる。
ポルターガイストで家具が動き、外に出れば、何者かにあやつられた人間や動物が襲い掛かってくる。
少年は、勇気を振り絞り、日常を取り戻せるのか。
どうやら、メロディーのかけらを覚える事が解決の鍵らしい。

【途中までは重大なネタバレなし感想】
「MOTHER1+2」の1だけクリアいたしました。ニンテンドーDSの手前側、スロット2にGBAソフトが入るのです。
ストーリー面については、より真相の分かりそうな続編をプレイしてから詳しく書きたいと思います。

少年の喜びそうな要素で構成されていながら、大人から見てブラックであるという、シナリオやシステムの光る良作でした。
音楽の使い方も面白いです。対戦する敵によって戦闘BGMが異なります。

てっきり90年代後半くらいに、あえて初期ファミコンRPG風のドット絵レトロを狙った、オシャレかわいくしかも良く出来てるゲーム、なのかと思っておりましたが、89年発売だったのですね。
今見ても新鮮で古臭くないです。

ゲーム中に漢字は使われていません。ひらがな、カタカナ、アルファベットのみです。
しかし、読みやすさを優先して、以下、メッセージ等の引用に漢字を使います。ご了承ください。

世界観が、剣と魔法の西洋異世界RPGとはかなり異なっており独特です。

大まかなジャンルとしてはオカルトSFかと思われます。
超能力(PSI=サイ)、ロボットや宇宙人、UFO、科学的に生み出された生物、それから、幽霊の類が出てきますから。

それ以外の敵は、野良犬、おじさん、カラスなど、身近な存在なのがかえって不気味です。

おにいさんは、ヒッピー風で、攻撃もせず「お祈り」してきたりします。ラブ&ピース。
なお、ロボット系は倒すと「破壊された」と表示されますが、人間は「我にかえった」、動物は「おとなしくなった」と出ます。

人間は、何者かに操られているから(おにいさんの場合、麻薬やってると思う)攻撃することで、正気を取り戻すのです。

こういった言い回しは、主人公サイドにも適用されます。
彼らは、HPがゼロになると、死ぬのではなく「意識不明」になるのです。
安易に死者を生き返らせたくない、という配慮でしょうか。
意識不明者は、体が透明になり、天使の輪と羽がついたドット絵になります。

そして、その救命法がまた、変にリアルでして。
街の病院へ行くと、「誰にご面会ですか?」と問われます。意識不明者の名前を選ぶと、「発見されて搬送された」と告げられるので、治療費を払います。そうすると、仲間が全回復して戻ってくるのです。
その時、キャラ絵が透明ではなくなります。つまり、肉体は病院に収容され、主人公と同行してる透明な彼らは、霊体なんですね。

間違えて「面会希望相手」を自分にしてしまった時は、「そのような方は入院されてません」と言われます。一安心。
もし、「その方なら101号室でお待ちです!」と言われたらホラーですもの。

このゲーム、いい意味で選択後の融通が利きません。
人のいないところや物に向かって話しかけてしまうと、「誰に向かって話しているのだ」というシステムメッセージが出ます。
他のゲームだと「チェック(調べる)」と「話す」は、同じボタンで行われる事が多いのに。
戦闘中、既に倒された敵であっても、予定通りに攻撃してしまい「しかしオオカミAはもういなかった」となります。味方への回復も同様です。

仲間にアイテム渡そうとして、誤って自分を選んでしまった時も、そのまま行動します。
つまり、自分の鞄から取り出して、また、同じところにしまうんですね。何の意味もありません。

アイテム受け渡し時のメッセージにも小技が効いています。
通常「○○は△△に××を渡した」と出るのですが、意識不明者からアイテムを受け取る時は、「△△の鞄から××を取り出した」となるのです。淡々としてるのがこわいです。たおれた仲間の鞄だけ持ち歩いてるんでしょうか。

お金を巡る動きが大変面白かったです。
敵を倒してもすぐにお金は手に入りません。
パパが銀行に振り込んでくれるのです。
デパート一階にあるATMを利用する場合は、「キャッシュカード」を入れなくてはなりません。
つまりアイテム欄が1つカードで埋まってしまうのです。
かさばるからといって、実家などに預けてしまうといざという時お金が引きだせなくて非常に困ります。
もう回復の手段がない、倒れてしまいそうだ、そんな時、アイテム欄にあるのはキャッシュカードのみ…。これは、かなり絶望的な状態です。
こんなものが今、手元に在ったって、食べられやしない!何の役にも立たない!!!感が凄まじいです。
この辺、子供がプレイしたら社会勉強になりそうですね。

たしか、住居内以外の公共施設で公衆電話をつかう時は、自分もしくは仲間が「テレホンカード」を持っているのが必須条件だったはずです。
これまたアイテム欄を圧迫する要因なのですが、荷物の預かり・引出しは、可能な場所が限られている為、むやみに手放すと、記録してくてもできない、という状態に。(電話の向こうにいるパパがセーブ係)

電車の運賃やホテルの宿泊料は、一人当たりの料金×人数分になっているのが現実的です。
私は、仲間をあえて幽霊状態で連れ歩き、シングルで安く宿泊して自分を回復させてから病院へ、という友達の命より金銭に配慮したひどいプレイをしてしまいました。

キャラクターが全滅、もしくは麻痺状態になりますと最後にセーブした電話に戻されるのですが、その際、手持ち金が半減するようです。
つまり、常に大金持ち歩くのも良くないのです。ある程度銀行に預けっぱなしにし、必要な時に引きだすのが良いでしょう。

MOTHER世界には、詐欺師や、ぼったくり、ダフ屋なんかもいます。
私は、3500ドルで買った商品を一切使用する事なく大気圏外に打ち上げて無駄にしましたよ。

風邪ひきのキャラクターに話しかけると、病気をうつされてしまいます。
数歩進むごとにダメージを受けるという状態になり、学校の保健室レベルでは治せません。
というわけで医者に掛かったら法外な金額を吹っかけられ、たしかに風邪は治ったが割りに合わん!と、以後、しばらく病院には近づきませんでした。
また、一時は、どのキャラが風邪をひいているから分からないからと極力話しかけないようにしてました。
人間不信になるゲームで、そのめんどくささが好きです。

マップは、斜め移動が多いですので、十字キー操作が少し難しいです。別に道に沿う必要もないのですけど。
LやRボタンでダッシュできるのは、GBA版から導入された仕様のようです。
街とフィールドは同じスケールで地続きになっています。昔のドラクエみたいに、街アイコンに入ると、内部が拡大されるという方式とは異なります。
きちんとした境のないまま気づけば街から出ていて敵と遭遇してしまうという事が多々あります。
舗装道路と未舗装ガタガタ道の描きわけが細かいですね。

戦闘時は、黒画面に白ウィンドウ、コマンド方式というオーソドックスなものに切り替わります。
フィールド上に敵シンボルはなく、突然エンカウントします。一歩しか動いてないのに次の敵にぶつかったり。

街にあるのは、武器屋、防具屋などではなく、ホテル、病院、数階建てのデパート、ファーストフード店などなじみ深いものです。
主人公の武器は、基本的にスポーツ用品であるようです。ヒロインは、調理器具。
身近にある物で敵に立ち向かうのは楽しいです。が、それを鈍器として使用するあたりが日常に潜む狂気を感じさせます。
なお、他に仲間になる少年達は、割りと殺傷能力の高そうなアイテムを使用します。

他人の内の箪笥や壺から物を取るというアクションは一つもなかったように思います。

主人公には、ぜんそくという設定があるのですが、まったく気づかずプレイしておりました。
戦闘中、発作を起こし、何もできないままじわじわやられてしまいました。
その反省から「ぜんそくスプレー」を沢山買ったのですが、一度も使う事はありませんでした。
なお、スプレーは複数回使えるようです。

兵器類も、一回使い切りとは限らず、壊れるまで使用できます。
装備するのではなく、道具として使う、という発想に、なかなかたどり着けないまま終盤まで行ってしまいました。

メインストーリーに関係なくても、モブキャラクターのセリフに皮肉や風刺が効いていたり哲学的だったりして面白いです。

うろ覚え会話例

「俺はこの町で一番明るいんだ。ここの奴らって、皆陰気だよな?」「>はい」「俺も本当はそんな明るい方じゃないんだけどな…」

(警官)「腹の出た男を見たか?」「>はい」「そうか、食い逃げ犯を取り逃がしてしまったようだ。スピード違反の取り締まりでもするしかないか。」←犯人は、すぐ近くを歩いてるのに捕まえようとしない。

「あいつはあだ名を付ける天才だ」と言われ会いに行くと「うすのろぶた」みたいな名前。

(医者)「4500ドル治療費を払うかね」「>いいえ」「では治療を受けないというのか」「>はい」「わかった。葬儀屋に連絡を入れておくよ。」

(病院の前の子供)「僕、大きくなったら、お医者さんになる。人の怪我を治して、お金持ちになりたいな。」

「俺をただのオヤジだと思うなよ。まぁ、そうなんだけどさ。」

「わたしは地面を泳ぐ猫。さて、手の中には何があるでしょう?」

「俺は歌わない猿。何か質問はあるか?」「>はい」「愚問だねどうせ」 なお「>いいえ」を選ぶと「よかった、つっこんだ事聞かれたらどうしようかと思ってた」みたいに返されます

奥さんの悪口を散々言っている人に「酷い嫁だろ?」と同意を求められ「>はい」と応えたら、「お前に、うちの嫁の何が分かるんだ!!」と怒られるなど理不尽ですが、良くありそうな現象も。

メタ・フィクション要素としては、

「MOTHERっていうゲームが開発されてるんだって。ジョン・レノンの真似だよな。」

というのがあります。

ゲーム終了時のパパ「お互い頑張ったな、おやすみ。じゃあ、スイッチを切って」や「私はここの住民ではなくゲームのアシスタントなの ヒントを訊きたい?」というセリフも、この世界が本物ではないと感じさせるものです。

「屋上に行ってトランジスタ・ラジオが聞きたいな。」と言う小学生は、忌野清志郎モチーフでしょうね。

住民同士の関係性は、色んな人に話しかける事で推測できるようになっています。

勇敢なる戦士「フライングマン」を盾に生き延びました。

アイテムによって得られる効果は、一つに付き一つとは限りません。
「パン」は、「たべる」と体力が少し回復しますが、「つかう」とちぎって撒きながら歩くようになります。
アイテム名が「パンくず」に変化し、再度それを「つかう」ことで、最初に撒き始めた場所に戻れるのです。
こういったシステムは、作中でヒントが出されています。

これより先は、もう少し個々のイベント、街、攻略に関わる事を書いていきます。

【以下、ネタバレあり感想】

仲間キャラクター名を最初に自分で決めたという事を途中まですっかり忘れておりました。プレイ開始からクリアまでの間、何度かブランクがあったものですから。
自分の名前を「てる(リアルニックネーム)」、好きな食べ物を「ペペロン」にしたのは覚えてたんですけど。

以降、主人公と「てる」と表記します。

ママがペペロンを作ってくれる度に、「MOTHER」というタイトルや、「マジカントの女王であるクイーン・マリーとてるが似ている」と言われた事、大人たちが空飛ぶ船で連れ去られた町がある、などの設定から嫌な予感がしてましたけど、1(無印)の間は、無事でいてくれたようです。

本当のママじゃないのでは?いつか、いなくなってしまいそう。ひょっとしてママがラスボスかも。などと考え、クリア直前にも顔を見に里帰りしたくらいです。

「ペペロン」は、その後、食い逃げ犯の食べた物や、一度食べてみたい料理があると憧れる少女のセリフ、などの部分に引用されます。

メロディーを手に入れた順番はかなり変則的で、キューピー人形 幽霊屋敷のピアノ ドラゴン サボテン イヴ XX岩 猿 カナリヤ(ア?)でした。
カナリヤと猿、本当は2~3番目での入手を想定されていたんですね。思いきり飛ばしていました。

「マジカント」から出られなくなった為、「詰んだ…」と本気で思いました。
井戸ダンジョンの最深部にはたどり着いていたんです。
しかし、壁にハマってる男に話しかけても状況は変化しませんでした。
彼をそこからどかすと新しい町に行けたのですね。
その方法は、「俺なんていなくなればいいんだよな?」と尋ねる彼に対し「>はい」と答える事でした。
「じゃあ、俺は、消えるよ」

忘れ去られた男。
せっかく次へ進めたのに心の痛む展開です。
ずっと、「その気持ち分かるよ」「自分だって孤独さ」「あなたは必要だよ」という方向性の言葉ばかり選んでいたのですから。
名もなきキャラなんだから、もう少し冷たくあしらってもいいのに、上手い言葉で励ませないか、そうしたら彼も立ち直るのでは?などと思い上がっておりました。
そして「あの男はずっとそこで、落ち込み続けるんだな。」と早合点してしまったんです。
てるは、有りもしない他の出口を探し続けましたよ。

洞窟の外が「サンクスギビング」という町です。
ここに第一のお友達(兵器・メカ担当)がいます。私は「くろさき」と名付けてました。元ネタは、パ/ト/レ/イ/バ/ー/のキャラクターです。丸眼鏡で、元傭兵疑惑のある会社員です。イメージ、ピッタリ。
私は、ゲーム開始時のネーミングを忘れてましたから、誰がプレイしても「くろさき」がデフォルトネームなんだと思ってました。以下、漢字表記しますね。
いじめられっこの爆弾魔。眼鏡がずれている。
彼を仲間として連れていけると気づかないまま、南や北のダンカン工場(北野武=たけし軍団のダンカンを連想)を単独でうろつくなどしていました。
また、詰みかける。

黒崎に、ペンシルロケットなんかを見せると、付いてきてくれるんでしたっけ。
理科室で盛大に爆発事故を起こしてテーブルや棚も倒れちゃってるのに、「チェック」すると「もんだいなし」って出るのがシュールです。どう見ても大惨事!

その後、また通常の理科室に戻ってたような。
そこにいる化学の先生みたいな人から一番高いほんもののロケットなるものを買ったんですよ。そしたら、即行打ち上げましてね。ロケットが!!じゃなくて3500ドルが!!!!!!って失った金額で考え打ちひしがれました。
あれ、少なくとも屋上じゃないですから、天井突き破ってますよね。上の教室で死傷者が出てなくて良かったです。

黒崎を連れてダンカン工場に行くと、設置してあるロケットを発射できるんですね。奇跡的なコントロールで、線路を塞ぐがけ崩れの瓦礫を破壊。
これで、「サンタクロース」の駅に行けるようになります。
一番近い「レインディア」駅でヒロインの女の子(以下、「サリス」と表記。=自作漫画キャラ名。)の帽子を受け取り、電車終点の「スノーマン」に届けるよう言われます。
「ハロウィン」は恐ろしい町と聞いていたこともあり、思い切って「スノーマン」まで行ってみました。
トンネルを抜けたら雪国だったわけですが、敵が激強くて、全滅こそしなかったものの、逃げ帰りました。
命からがら、一つ前の「ハロウィン」に。

街に入ったのに、敵に襲われる!!!酷い!!!人間がいない!!!どういうことなの!!と焦っていると、ホテルは開いていました。
なんだか全身灰色の人が受付で嫌な予感がしたのですが、背に腹は代えられぬ!と宿泊。目覚めたとたんにスターマンとの戦闘開始。
受付を倒してしまったから以後泊まれず。
しかし、体力全回復中の一晩は、生かしておいてくれたのですね。

市街地の奥には、化け物から逃げた人間達が細々と暮らしておりました。これ、中心街を経由せずとも、別ルートから直接来れます。
お化け屋敷とピアノの噂を聞き、早くに館の鍵を手に入れたのですが、どうしてもお屋敷にたどり着けず。
私有地に入ったのに、無駄に横に移動し道に迷ったのです。
ストレートに上へ上へと登って行くと普通にありました。
階段を下りていくと「しぬぞ」「くるな」という怖い囁きが。
無人ピアノでメロディをゲット。
以前、「蚤と虱」を「ゆがみ博士」なるキャラクターに投げつけて味をしめていましたから、有効範囲を模索すべく、ゴーストに使用してみました。幽霊には蚤はきかないのですね。

この後、何をやっていいか大分分からなくなりかけました。
どこかの街で、「イースター」に家族を探しに行っている、と話題になってましたけど、それがどこにあるのかまるで分かりませんでした。
「サンタクロース」駅の北の方でしたっけ。砂漠があるんですよ。サボテンあるなぁ、とは思いつつスルーして、さらに東へ。その地こそ、子供たちだけの町「イースター」だったのです。
乳飲み子まで置き去りに。大人たちが空飛ぶ船に連れて行かれてしまったのです。
ここで、不思議な力を持つ赤ちゃんにテレパシーを使うと、PSI「テレポーテーション」を授けてくれるんですよ。
既知の町へは自由に移動できる。ドラクエでいう「ルーラ」ですね。
よっしゃ!とテンションあがったのもつかの間、テレポートには、加速をする為の十分な直線が必要だったのです。
意外と使い勝手が悪い!すぐどこかにぶつかってしまう!
ということで、これまでの「パンくず」も併用してました。
いくつか滑走路としてのお気に入りの直線を発見しました。
一つは、「めのうのつりばり」でいつでも行けるマジカント。
簡単な図を貼ります。
ブログ用マジカント

他に、砂漠やどこかの街の大通りなどが使いやすいです。

この後当たりで、何の気なしに「マジカント」の地下洞窟に行った時、ドラゴンが目覚めたんですよ。戦闘は、一発勝利で、メロディを得ました。

「イースター」のさらに右側に湿地帯なるものがあるんですけど、ここが難所で、しばらく諦めてました。

その後、「マジカント」郊外の林に、「強くなったらまた来な」と言っている詩人がいたことを思いだし(格闘家と記憶違いを起こしてた)再び訪ねると、彼の歌が完成していました。
それは、8つのメロディーのありかを歌にしたヒントでした。
ここで初めて、歌うサボテンの存在に気付いたのです。テレパシーを使えばいいんでしたっけ。一つだけ顔がついてるんですよ。砂漠のサボテン群にて。

再度、湿地帯に挑み、やっとの想いで「バレンタイン」にたどり着きました。
喜び勇んで第一町民に話しかけると、彼はブラブラ団の不良で、戦いを挑んできました。しかも、結構強い。
プレイヤー心理を突いた仕掛けですよね。天国から地獄。
戦果として「火炎放射器」をゲット。その後は、ホテル、デパートに直行、急いで記録しましたよ。

ライブハウスの前に、チケットを高額で売りつけるダフ屋がいたんですね。
幸いその存在に気付く前に、デパート最上階あたりで、正規料金のチケットを買ってましたから、騙される事がありませんでした。
チーマーみたいな少年が多い事もあり、治安の悪い若者の町という印象です。

ライブハウスで歌い踊ると二人目のお友達(以後、「梶田」と表記します。元ネタは、実在のゲームライターさん。彼もグラサンをかけた強面かつ長身ですし、ナイフを収集してそうなので妙にハマってます)が来て仲間になりました。
その際、弱い黒崎は外されてしまいます。

てっきり、4人そろったパーティーになるものと思ってましたので、このメンバーチェンジに驚きました。
梶田用に手に入れていたサバイバルナイフを装備させましたら、黒崎と同じくPSIを使えないにも関わらず、素早さや戦闘力に関しては、てるを上回るほどの、頼もしいメンバーになりました。

このあたりで飛行機的なものに乗って灯台に行き、街で買った食べ物を渡すイベントがあるんでしたっけ。

梶田が「ホーリーローリーマウンテン」を登って化け物を倒したたがっているのは知っていました。ここがまた難所でして、そこに至るまでの敵すら強いのですよ。
湿地帯に似た物を進むと、洞窟があります。ここで道に迷いまくり、何度も全滅しました。
各キャラクター最強の武器は、ここで手に入りますね。

山のふもと当たりに、無料全回復おじさんがいるんですよ。かれは、全国に配備すべき。ゲーム難易度が一気にぬるくなりますけど。おじさんの家には、記録用電話もあります。
しかし、この奥のベッドルームに行くと異変が…。

梶田が、てるとサリスに気を使って二人きりにしてくれます。ここで告白しあい、ロマンチックな雰囲気で踊っていますと、とんでもなく強く、大きなロボットに襲われるんです。
梶田も参戦しますが、あまりに強大な力を前になす術もありません。
あっけなく全滅、梶田は大怪我をします。そこに戦車に乗った黒崎が。「遅かったか」などと言ってますが、あなた小学生でしょ。さすが爆弾魔。メカや兵器には強いのです。

黒崎が再加入します。やっぱり弱い…。しかし、これまで黒崎の使い方が、彼の戦闘スタイルに適していないのだと気づいたのです。
彼は装備品による「戦う」は向いていないのです。
毎ターンごとに「グッズ」の中から爆弾や銃などを選択すれば良かったのですね。
一回使い切りに違いないと「火炎放射器」使いましたら、思いの外複数回つかえましてね。
サリスは、攻撃PSIが得意ですから、「PKファイアβ」を、黒崎が「火炎放射器」で一掃。ともに全体攻撃なので、気分が良いですね。
「デスビーム」なども使える限り使用しました。

自爆系の敵には難儀していましたが、「パワーシールド」を覚えましてからは、味方全員に掛け終ってから思いっきり倒すとノーダメで行けました。

サリスはどうしても防御力の弱い子ですから、一定のPSIのダメージから身を守るペンダントと、「パワーシールド」の二段構えにしておくことが多かったです。
跳ねかえした攻撃で敵をしとめるのは楽しいです。

てるは、もっぱら補助魔法的PSI要員でした。戦ってもかなり強いですけど。
ターンを犠牲にしてでもオフェンスアップや、ディフェンス、シールドの調節をしておくと戦いを有利に進められますね。

湖にボート。これを動かせるのは黒崎しかいません。勇気を振り絞れば、弱さを知識と技術でカバーすることができるし、クリアに必須な存在であるというのがとても良いですね。

渦に巻き込まれて海底基地へ。そこには、イヴというロボットがおりまして、仲間になってくれました。
大変攻撃力の強いロボです。HP表示はありません。
イヴと山を登っていると、突然、梶田離脱原因となったあの巨大ロボが。敵は執拗にイヴを攻撃し、その爆発で、巨大ロボを道連れにしたのでした。
シナリオ上、ここでイヴが壊れるのは必然だったのですね。
彼女欠片から、「メモリーチップ」とメロディを手に入れます。
チップは、使うと、どこからでもイブの亡骸にワープできる道具です。
その後、さらに頂上をめざしXX岩で全回復するとともに、メロディを得たのでした。

♪は、残り二つ。カナリヤと猿。

「マジカント」の「歌わない猿」から推定すれば、「じゃあ歌うのもいるのかな?」と気づけたんですね。
初期「動物園」イベントの時は、一人きりのパーティーでレベルも低かったものですから、できる限り早く逃げ帰りたかったんです。
実は、元凶である敵(スターマン?)を倒し、動物の暴走は止まっていたのですから、ゆっくり見て回っててもよかったのですね。スルーの結果、歌う猿の存在に気付けず。
弱気と小心が招いたミスです。プレイヤーの勇気と注意深さが試されますね。

「カナリヤ村」へは、最後の最後まで一度も行ってなかったのです。
「マイホーム」と「マザーズデイ」(最初の街)を繋ぐ道の中間から西に行った所が件の村です。おじさんに話しかけると一羽見当たらないということでした。
村の北、壁際にある石碑的なもののうち、一つだけ灰色のものがあります。ここを突き抜けて北に行くと、子供とはぐれた母カナリヤがいるんですね。
初期から持ってるアイテム「カナリヤのこども…悲しそうな目をしています」は、何だか分からなかったのですが、ここで使用すべきだったのです。

メロディ全てを手に入れ「XX岩」へ。この後、クイーン・マリーに話しかけると彼女は記憶を取り戻します。そして、「マジカント」ごと跡形もなく消えてしまうのです。
一部住民が心配していた通りです。この国は、女王の心が生み出した幻の土地だったのですから。

「XX岩」の奥、閉ざされていた洞窟が開いています。この向こうにラスボス「ギーグ」がいるのです。
「MOTHER」というタイトルは、「ママ」というより、「マザーシップ」から来ているのかもしれません。
「ギーグ」の滑らかで曲線的なフォルムから、女性だと思い込んでいたのですが、「チェック」した所、「彼」と表記され困惑。男性なんですね。

ギーグによる正体不明の全体攻撃は避けられません。
てるは「愛の言葉」を使います。

「すき」

それ以外の攻撃は無効です。
少しずつ、「ギーグ」が語り、また謎の攻撃をしてきます。
その後、味方の行動選択肢の「逃げる」が「♪歌う」に変化します。
てるは、もっぱら回復・救急役に回りつつ、黒崎とサリスに歌わせました。
8メロディーズを最後まで歌いきれば勝利です。トリは、主人公のてるでした。

「ギーグ」は、歌に苦しみ敗走しました。
彼と、てるの曾祖父ジョージの間には一体何があったのでしょうか。
クイーンマリーは、おそらく、曾祖父と一緒に行方不明になり帰ってこなかった妻マリアに関連するキャラクターなんですよね。
一時的に旅を共にしたロボット・イヴを創ったのは、ジョージであるようです。

ジョージとマリア夫妻は、「ギーグ」達に攫われたことがあるんでしょうか。
一時戻ってきたジョージは、SPIを研究開発したといいます。 (この辺、wikipedia参照)

超能力の技術は宇宙人から盗み、アレンジしたものかもしれませんね。彼らに対抗するために。

これまでにも宇宙人による“虫けら”人類への支配が試みられていて、それを曾祖父世代で一旦阻止、因縁が生まれたんですかね。一部の人を除いて、その異変には気付いてなかったとか。
この辺は、マザー2で明らかになりそうです。(持ってるけど未プレイ)

引き離されていた親子は再開し、黒崎は学校のヒーローに、サリスは実家の教会に戻り、梶田は全快、ライブハウスの人気歌手になりました。ひとまず地球の危機を脱したてるは、実家のベッドで帽子を脱いで眠ります。
エンドロールが流れ、それまでのキャラクターがカーテンコールのように登場してきます。
初めてパパの後ろ姿が現れて、次の波乱を予感させつつ幕引きとなりました。

湿地帯にて、ピッピ別荘横のゴミ箱に隠れている黒崎父と話してたら、名前を問われアルファベット入力画面が出てきたんですけど、良くわからないのでまんまローマ字で「TERU」にしておきました。
これ、エンディングテロップに使用されたみたいですね。
変な文章にしなくて良かったです。(EDでは、アルファベットのみが使われている。)

糸井重里さんのゲームなのは存じてましたが、音楽が鈴木慶一さんとは気づきませんでした。
エイトメロディーズは、コーラス版をラジオで何度か聞いてましたけど、最近では、音楽の教科書に掲載されてるんですね。
良い曲ですが連続リピートされると少し怖いです。「ギーグ」が苦しむのには別のわけがあるんでしょうけど。

結局、自称「ゲームアシスタント」の「ヒント」ってなんだったのでしょう。訊かない選択をしたら、その場から消えてしまいました。この世界より外の上位存在なのでしょうか。

最後に、「フライングマン」なる謎の生物について書きます。
彼らは、幻想空間「マジカント」に居を構え、話しかけると、勝手についきてきます。
そして、戦闘においてある程度ダメージを受けると、死にます。
「こんなことになるなんて知らなかったんだ!」と焦り、遺族宅へ謝りに行くと、「彼は立派に戦いました」などと言い、また新たな一人がパーティに補充されてしまうのです。頼んでないのに。
その後、てるは、HPが残り1の危機的状況に陥りました。回復手段はありません。触れると全回復する泉までは距離があります。
そこで取った手段は、「フライングマンに攻撃を集中させている隙に逃げる」という最低なものでした。
上手く逃げられない事もあります。ならば、次のターンで再び試みるまでです。
そうして泉にたどり着いた時、第二のフライングマンは、亡きものになっていました。
もうお悔みは言いません。さらなる犠牲者が増えますから。
他のキャラクターや動物と違い、ちゃんとお墓が出来てしまうのです。それは、彼らが斃れた数だけ増えていきます。
石碑には「てるの血と肉 勇敢なる戦士ここに眠る」とか書いてあります。
…マジでごめんね!

テーマ:レトロゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2012/09/04(火) 04:22:05|
  2. ゲーム

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