野良箱

同人漫画サークル

映画「エスケープ・フロム・LA」

エスケープ・フロム・L.A. [DVD]エスケープ・フロム・L.A. [DVD]
(2008/02/20)
カート・ラッセル.ステイシー・キーチ.スティーブ・ブシェーミ

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【あらすじ】
大統領の娘が、世界を揺るがす機密装置を持ち逃げし、ゲバラっぽい革命テロリストと合流する。
その頃、ロサンゼルスは、地震で孤島と化し、街ごと監獄になっていた。そこに収監予定(?)の悪党スネーク・ブリスケンが、大統領の命を受け、機密装置奪還の為、単独潜入をすることに。
スネークには、致死率100%のウィルスが打たれており、ミッションに成功しない限り、解毒剤を得られない。
否が応でも、やるしかない。


【途中まで、ネタバレなし感想】
頭を使わずに見ていたので、ストーリーは詳しく把握できてませんが、印象に残った場面は沢山あります。
それを見ているだけで十分面白かったです。

スネークがとてもかっこいいです。

元英雄でちょっとした有名人なのですが、会う人会う人に「意外と背が低い」と言われてしまいます。
一方的に背が高いと思い込まれていた上に、対面ではっきりそんなこと言われても…、スネークかわいそう…、と笑えました。
身長の事を言われても、スネークはリアクション薄いです。それほどコンプレックスではないのでしょうか。「またか…」とうんざりしてそうです。

君の筋肉はなんの為にあるんだ!?というくらい、しょっちゅう捕まって体の自由を奪われます。
「拘束具が映える」という意味では、無駄ではない筋肉ですが。
敵の攻撃を受けた事による怪我っぷりとその影響を受けた歩き方、動作がまず素敵で、さらに、ウィルスによる咳、衰弱っぷりも可愛らしかったです。

ヒーローたるもの、ありとあらゆる乗り物と武器とスポーツに精通していなければならないんですね。
次から次へと「これって、何の映画だっけ…」という真面目にふざけた展開が続きます。ツッコミが追いつきません。

防御力は若干弱めですが、攻撃力は高いです。派手なアクションで敵をなぎ倒していく様は爽快です。

前作の続編にしてリメイクということで、展開やその他色々な要素が一緒ならしいですが、前作は未見なので比較できません。

作中、何人か美人女性が登場しますが、「メインヒロイン」という概念を見失うような役回りでした。
「ヒーローに対するヒロインっていうのはこういうものだろう」という先入観をぶち壊されました。

この物語では、近未来を扱っています。
いくつかの科学技術は、現在2011年時点でリアルの方が進んでいます。デジタル表示のエフェクトや、各種機器などの性能、サイズ、デザイン性など。
一方、「あと数年ではここまで発達しないだろう」という未来すぎる技術もいくつかありました。

【以下、ネタバレあり感想】

最初の方でスネークと一緒に捕えられた黒髪美女がメインヒロインで、最後までスネークにくっついて歩くのかな、と思っていたら、あっさり死んでしまい驚きました。
その少し前、ヒロインが夜のお誘いをするのですが、スネークは断ります。
据え膳食わぬは男の恥と言いますが、食わない所が逆にかっこよかったです。アクション映画の主役らしくはないですが。

そうこうしているうちに、デス・バスケットボールです。まさかのレイアップシュート(庶民シュート)。地味!着実だし、実際の試合でも使われるけども!
最後らへんは、やっとヒーローらしいスーパーシュートでしたけど、そもそも、このアホなルールに従っている時点でお間抜けでもあります。
敵のボス、革命家クエボは、キュートなゲバラチック髭ボーイなのですが、性格悪いし気分屋だしで、カリスマ性に疑問があります。
支持者達は、彼の英雄性や主義主張に賛同しているのではなく、恐怖と暴力で支配されてるんですかね?それとも、ヒッピーコミュニティー的な繋がり方なのでしょうか。

ベンチャーズライクな音楽とともにサーフィンをするスネーク。知り合いの男性が美女になっていたスネーク。
なにこれ…、一体、なんなの……。と笑いながら呆然としている内に、やたら長い距離を飛ぶハンググライダーみたいなもので、ボス・クエボとの最終決戦へ。
クエボ、かわいい見た目で、普段、戦闘は手下にやらせてそうなのに、実戦、強かったです。
クエボを裏切った目のギョロっとした人は、結局ヘリ爆破の際に死んだっぽいです。
あとついでに、スネークと大統領の娘以外も死亡したようです。
クエボもどてっ腹を撃ち抜かれるかどうかして死んだようです。

機密装置、新兵器・ブラックボックス(?)は、本物っぽいのと偽物っぽいのがあって、見ていて混乱したのですが、最後にスネークが手にしていた物が本物みたいです。
コード入力後作動させると、全世界の電子機器が使い物にならなくなるという代物でした。
人類の築いてきた文明が、一瞬で役たたずになるんですけど、スネークはあっさりそれを実行します。
ある種、スペシャルテロ行為ですね。

冒頭、3D立体映像に騙されたスネークですが、ラストは、自分が3D立体映像を利用して皆を騙したというのが面白かったです。

大統領演説では、偽ブラックボックスをTVでアピールしてしまったようで、その正体は、序盤に出てきたラジオか音楽プレイヤーの類だったみたいですね。かっこわるいです。
大統領は、自分の名誉と政治的アピールの為に、革命家側についた娘を見せしめ処刑しようとします。
娘は、かなりアレな子で、大統領も悪い大人。二人は、仲が悪いけれど、似た者親子ですね。

スネークがブラックボックスを作動させたお陰で、大統領の娘は電気椅子を食らわずに済みました。
世界中を混乱に陥れる事で、たった一人の命を救った、と考えれば、大統領の娘が「ヒロイン」かなぁと思いますが、別に彼女の為に装置を作動させたわけではないようです。(じゃあ、なんのためでしたっけ。戦いや諍い、牽制し合う事自体を無効にするため?)
オカマちゃんのハーシー姐さんも綺麗でしたが、登場時間は短かったです。

「ヒロイン不在」というのも良いものですね。ラブロマンス要素皆無なのがスッキリしていて良いです。

スネークもさすがに焦った殺人ウィルスは、ただの風邪菌でした。だから咳が出たんですね。熱や頭痛も少しはあったのでしょうか。
スネークに言うことを聞かせる為には、「致死率100%」くらいの脅しが必要だったのでしょうが、本当に殺人ウィルスに感染させるほど、依頼者サイドも鬼ではなかったわけです。

他の映画に登場する、片足引きずって肺病を患ったキャラクターが好きなこともあり、終盤のスネークさんは、個人的にツボでした。

テーマ:洋画 - ジャンル:映画

  1. 2011/07/18(月) 22:42:58|
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