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同人漫画サークル

映画「ラスベガスをぶっつぶせ」(原題:「21」)感想

ラスベガスをぶっつぶせ [DVD]ラスベガスをぶっつぶせ [DVD]
(2009/06/03)
ケイト・ボスワースケヴィン・スペイシー

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【あらすじ】
マサチューセッツ工科大学の学生チームが、数学理論に基づいてブラックジャックをし、カジノで荒稼ぎする。
主人公は、学費の為チームに参加するが…。

【途中まで、ネタバレなし感想】
見る前、主人公は、特技である数学を生かし、自ら考案した理論で進んでカジノに向かうのかと思ってました。
しかし、実際には教授が組織した学生グループに勧誘され、乗り気ではない様子でした。

ネットで見たところ、モデルになった事件では、学生チームがアジア系のメンバーで構成されていたのに主演が白人だったことでアジア系コミュニティから非難の声も上がったそうです。
この映画だと、メインとヒロインこそ白人ですが、結構アジア系の顔立ちや名前が目立つなぁくらいに思ってました。これでも少ない方だったのですね。

主人公は、頭が良い上に女の子とも仲良くできるイケメンリア充なのですが、その友達というのが、いかにもオタクっぽい見た目と性格なのです。だ が そ れ が い い。
現実のMIT生徒は、どちらかと言えばその友達の方っぽい感じだと勝手にイメージしてますが、本当のところはどうなのでしょうか。

「カウント」という行為がよく分からないのですが、見張り役とプレイヤーによってチームを組んで、その理論でブラックジャックをすると高確率で勝てるようです。
「カウント」は、違法ではないようですが、カジノ側からは「荒らし」として歓迎されておらず、この映画では、「カウント」がバレると掴まってとっちめられるという設定でした。

【以下、ネタバレあり感想】

映画なので、ヒロインとの恋があった方が華があるのですが、物語的にはヒロインはいてもいなくても進行したと思います。
ただ、真面目・ロボットコンテストとのコントラストとしての、金・女・豪遊、というのがあるので、対比としてはヒロインが必要だったんでしょうね。
確か、カウントチームに入るきっかけにもなってましたし。

異性交遊よりも断然ロボコン「2.04」(?)に打ち込むぜ!っていう、オタク眼鏡二人がかっこよかったです。
特に太ってて天パの方。
彼らが、主人公をチームから外したのも無理ありません。全くコンテストに身が入っていなかったからです。
その上、主人公は、コンテストやそれに向かって努力することすら、傍から見たらちっぽけなことだと馬鹿にしたのです。

主人公が中盤で、恋、金、卒業、全てを失ったのは本人のせいだと思います。
学費を稼ぎ終わってもギャンブルを続け、傲慢になり、破滅したのです。
なので、教授を恨むのは違うんじゃないかとも思いましたが、広い意味では主人公もまたギャンブルや金の力に惑わされた被害者と取れるので、そうなると、やはりこの世界に引き込んだ教授が悪い、ということにはなります。

主人公は「カウント」でカジノ側の人に掴まり暴行された時に、取引を持ちかけられてたんですね。教授をカジノに連れて来いと。
どうりで、指輪で殴られた割には大して怪我してないと思いました。寸止めだったのです。

ラスト、本来なら囮である主人公は金を手に入れられなかったんでしょうが、オタクな友達二人も協力してカジノで稼いだようです。

オタデブ眼鏡かっこよすぎますよ。この映画で一番輝いてました。
だって、自分達の努力を軽く見た主人公を戦力外にした後、ロボコンで優勝、その上、過ちに気づいた主人公を許したのですから。
俺だって、カジノで荒稼ぎして女と豪遊なんてできたら、ロボットそっちのけになるさ、みたいな感じで。
カジノで「カウント」できるくらいには数学が得意、というのも魅力です。

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

  1. 2010/05/12(水) 10:42:09|
  2. 映画感想

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