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映画「バットマンビギンズ」感想

バットマン ビギンズ [DVD]バットマン ビギンズ [DVD]
(2008/07/09)
クリスチャン・ベイルマイケル・ケイン

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【あらすじ】
幼い頃、井戸(洞窟?)に落ちたブルース・ウェインは、その時自分に襲い掛かったコウモリが怖かった。
大富豪の両親とオペラを見に行くが、演者の衣装がコウモリっぽかったためトラウマでうぎゃあああってなって見てられないので早めに退場した。そしたら、両親が悲劇に見舞われた。自分のせいでこうなった気がした。
ブルースは、大人になってもコウモリが怖かった。
貧困が犯罪を生むということで、自分も貧者になって放浪したブルースは、ヒマラヤで青い花を手に入れて頂上に行けば、欲しいものが見つかるといわれて、渡辺謙に弟子入りしたり、忍者アクションを身に着けたりした。なんだかんだで、バットマンになる。

【あまりネタバレなし感想】
これの続編に当たるダークナイトがとても面白かったので、さかのぼってこちらも見ました。

ダークナイト感想は、こちら。

バットマンの手裏剣的なものや、火薬を使った演出(直接攻撃ではないが敵の気をそらす)などの戦い方は、忍者のやり方を踏襲していたのですね。

今回の敵は、「スケアクロウ」と「ラーズ・アル・グール」となってますが、続編の「ジョーカー」ほど萌えキャラではありませんでした。
敵の思想の規模は、ダークナイトよりビギンズ勢の方が大きいです。
駄目な社会を一旦壊すというのが、「ラーズ・アル・グール」の組織が昔からやってきたことみたいです。
再生の為の破壊ですね。
「スケアクロウ」は、パッと見知的なキャラですし、実際頭脳派で、精神攻撃が武器です。

ドラッグを「ブツ」や「ヤク」と翻訳していました。

メインテーマは、「恐怖」という感情だったと思います。
自分自身が恐怖になって、敵を恐れさせる存在になるということで、バットマンはコウモリを模してるんですね。でも、コウモリをそこまで怖がるのはブルースくらいなので、結局は自分がそれに打ち勝つためそのような服装をしている気がします。
トラウマ解消の為、あえて、その時の場所に行くとか、同じ行動をするとかして、恐怖を克服するっていうのは、実際の治療法でもあったと思います。

父に対する葛藤を描いているというのは、フィクションの王道ですね。
いわゆるエディプスコンプレックスというのは少し違う感情ですかね。
自分が父を死に追いやったんじゃないかという負い目と、穴に落ちた自分を救ってくれた力強い父への感謝尊敬が混じった状態だと思います。

アメリカンヒーローなアクションシーンは、開始からしばらくないです。なので、爽快感の少ない映像が続きますが、そんな中でも爆発やチャンバラはあります。

ブルースが途中から、プレイボーイキャラを演じてみたのは、執事の助言だったと思うのですが、理由は忘れました。
幼馴染はその姿を見て「内面は昔のまま変わってないのね。でも、人間の本性は行動で決まるの。」と言います。
これが、今作で一番印象に残ったセリフでした。

人間が落ちるのは、這い上がるため、ということで肝に銘じておきます。

テーマ:映画 - ジャンル:映画

  1. 2010/05/03(月) 16:30:54|
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