野良箱

同人漫画サークル

DSゲーム「ラストウィンドウ 真夜中の約束」プレイ感想

ラストウィンドウ 真夜中の約束ラストウィンドウ 真夜中の約束
(2010/01/14)
Nintendo DS

商品詳細を見る

【あらすじ】
4年前に刑事をやめ、レッドクラウン商会でセールスマンをしている男カイル・ハイドは、特殊な探し物をするという裏家業もやっていた。
ある日、セールスの仕事をサボったカイルはクビを言い渡されてしまう。
さらに、カイルの住む「ケイプウェスト」というアパートが、取り壊されることが判明した。
そんな中、レッドクラウンを介さない裏の依頼が、直接カイルに舞い込む。
それは、「25年前に失われたレッドスターを探せ」というものだった。
元はホテルだったアパート「ケイプウェスト」に秘められた過去と、カイルの父親の死が、意外な接点で繋がっていく。

【途中までネタバレなし感想】
前作、ウィッシュルームも好きだったので買いました。→ウィッシュルーム感想
約1日でクリアできました。
ノーヒントでプレイしました。何度もネットで答えを見ようとしましたが思いとどまってよかったです。

ウィッシュルーム同様、「次に何をしたらよいか分からない現象」が発生しましたが、前ほど多くはなかったです。
そういう事態になったら、もう、住人総当りをします。とにかくドアをノックです。
必要なキャラクターだけ扉から出てきてくれます。
謎解きで行き詰った箇所も多数ありますが、触れる所を全部触り、角度を変えては見逃しがないか丹念に調べたら突破できました。
一箇所、入れる扉なのに、なぜか「これを触ったらアウトじゃないか?」と思い込んで、そこだけをタッチしなかったために進めなかった箇所があります。
ゲームオーバーを恐れずにガンガン触るべきでした。

主人公のカイル・ハイド、今作では34歳です。
オープニングからダメ人間過ぎて笑えました。3日間会社に連絡を取らず、予定していた客へも会いに行かず、車で寝ていてクビを宣告されました。
さらに、親友と名乗る男に「俺は親友だと思っていない」と宣言、その自称親友に3日前殴られていたことも判明。これは、酔っていた"親友”スティーブが一方的に悪いんですけど。
また、カイルは郵便受けを1週間以上溜め込んでいて、重要な手紙を見逃していたのです。
家賃を滞納しており、金を掻き集めるのにプレイヤーを巻き込んで必死です。
たいへんずぼらです。
朝10時まで寝てたり、ママからの電話で起こされたり、微妙にかっこわるいです。
見た目、音楽の趣味、喋り方などは、いかにもハードボイルドっぽいのに、どこか抜けてます。
大人の渋さと青臭さの狭間なお年頃です。
またしても、鏡を見て「なかなかの男前だ」とか言ってました。
自惚れ屋でもあります。

カイルは、人間嫌いに見えて、一端関わりだすとかなりつっこんでお節介を焼きます。熱いです。
カイルの影響で変わって行くアパートの住人達。
シャルル・ジュネは、綺麗な顔立ちをしているので最初、女性かと思いました。
アパート中のメンテナンスを担当しているディランが、面白い立ち位置でした。
あやしげなレックスや、嫌な感じのセールスマンウィル・ホワイト、偏屈じいさんのフランク・レイバー、彼らの素性にはびっくりです。
カイルは、大家さんのマーガレット・パトリス夫人にだけは敬語でした。カイルのていねい語はなんだか珍しく感じて少し笑えました。

ゲームシステムについては、前作とほぼ同じだと思います。
立ち絵とマップ移動のあるアドベンチャーゲームです。

キャラと会話中に疑問が生じると、それが自動的にストックされるので、機を見て相手にぶつけます。
さらに選択肢が出たり、ツッコミを入れるかスルーするかを選べたりします。
会話をしくじると即ゲームオーバーになったりします。
すぐ落ち込んだり、「どうしよう…」「なんて説明しよう…」となるカイルが面白いです。
その時の音楽がコミカルだった気がします。
ゲームオーバー後は、直前からリトライできるので、ストレスが少なくてすみます。
セーブは随時できます。

DSの蓋を閉じるアクションや、タッチペンを駆使した謎解きなどなどDSであることを最大限生かしたゲームです。
マイクやRボタンも使います。
無理やりなタッチイベントではなく、ストーリーに溶け込んでいます。

最初はメモ帳に「○時に誰誰に会う」とか「○時にテレビを見る」とか予定を書き込んでいましたが、別に書かなくてもその時間になればカイルが「そういえば、○○の時間だったな」と脳内で呟いてくれるので、次に取るべき行動は把握できます。
ただ、読み飛ばしてしまった時などの為にメモは取っておくに越したことはないでしょう。

親と子の絆というテーマは良いものです。
タイトルはそういう意味だったのですね。

前作は、一晩を1時間区切りで描いた物語ですが、今作は1週間〜10日間くらいのお話です。
空白の時間があるので、びっしり全ての行動をプレイするわけではありません。
ほぼ毎日カフェで食事するシーンがあるんですけど、これがとても美味しそうなんですよ。
飲めないにも関わらず、無性にブラックコーヒーが飲みたくなります。
カイルは、ハンバーガーをオーダーする時「ピクルス多目でトマト抜き、チーズ入りで」と言ってましたが、トマト苦手なんですかね。34歳でトマト嫌いとは味がありますな。

キャラデザが大変好みです。
ディレクターさんがキャラデザとアニメ総監督を兼任されてるようです。
絵を描く事とゲームを作ること、どちらがメインなのでしょうか。

キャラ達が力をあわせてとっさの嘘をついたり、見張りを立てていけないことしたり、他人に言っていいこととダメなことがあったりと、良い具合にスリリングでした。

カイル以外のキャラクター達も、それぞれの理由でアパートの秘密を探ります。
この絡み合いが面白かったです。
話の本筋以外でも人間ドラマが展開されていました。

前作からのキャラクターも、何人か引き続き登場しています。
また、「ウィッシュルーム」にまつわる小ネタも挟まっているので、そちらのファンにも嬉しいつくりだと思います。
もちろん今作からプレイしても全く問題ありません。

カイルは、朝起きる時いつもうつぶせ状態ですけど、基本うつぶせ寝の人なんでしょうか。

お絵かきチャットで、「ラストウィンドウ」に登場する、カイル・ハイドとレックス・フォスターとスティーブ・ウルフを描きました。三人とも髭キャラです。レックスは、ちょっとジョニー・デップに似ているなぁと思いました。髪を後ろで束ねています。デフォルトでサングラスをかけています。スティーブは、頭の上にサングラスを乗せているようです。女好きの売れないミュージシャンです。
二次創作 同人絵 イラスト


【以下、ネタバレあり

【主に攻略上のネタバレ】
記憶に残った謎解きやその他のエピソードについて書いていきます。

手紙箱開ける時点で早くも苦戦したんですけど。手帳には、回す方向と数字が書いてありましたが、その数字の分だけ回すのか、いったんゼロに戻してから回すのか、なんかもう謎でした。結局どうでしたっけ。

マリーの部屋で、指輪探し。
化粧品のある机とその隣の机の間あたりにありましたね。タッチできる領域が狭いのが特徴です。
この指輪を見つけてからが長いんですよ。どうやってその狭い所から取るか。まず、ハンガーでやったんですけど、よけい奥に押し込んでました。カイルかっこわるいーwと思いましたが私のせいですごめんなさい。
結局は、メジャーをいい具合に伸ばして、差し入れ、ボタンを押してメジャーを巻くと指輪が取り出せたのでした。

火災報知器の電源をOFFイベント。
これは、前作からの応用ですぐクリアできました。片方のボタンをタッチペンで、もう片方を指で同時に押したと思います。指二本でも大丈夫なはずです。

4階の防火扉にストッパー。これ忘れるとどうなるんですか?閉じ込められるんですか?

4階の扉は、何度か行くと、いちいち火災報知器をOFFにするなどの作業をせずとも、普通に入れるようになります。(「ディランに教わった要領で入った」みたいにサラっと流します。)
通常の扉を開ける要領で大丈夫なのに、火災報知器切れてないから入れないと思い込んでいました。

レッドクラウン商会に戻るための試験。
二人に在庫を売るというミッションです。スティーブにギター磨き用のワックスを、マリーに防犯用のお手軽二重扉グッズを売りつけてあっさり成功しました。これ、失敗したら、他の人にもチャレンジできるんですか?
ギター磨きに他の洗浄液を売っていたら、研磨剤入りだからギターが傷付いたでしょうね。また、マリーに鍵付きドアノブの方を売っていたら、設置が難しくて彼女にはできなかったかもしれません。

厨房に入る。
マスターが何かを思い出そうとしているときは、突っ込まずスルーすれば、自然に席を空けてくれます。
その隙に娘に会えます。

瓶の蓋を開ける。
輪ゴムを巻いて回します。
なぜか輪ゴムだけ見つけ損なって、しばらくキッチンを探し回っていました。

ビリヤード。スティーブには勝って、シドニィとニコールには負けました。
これ、二週目はミラやレイチェルとクリスマス過ごせたりすんですかね?それともやっぱりエドは倒れてしまい、スティーブとイブを過ごすことに…。しかもスティーブ途中で女(ベティ・メイヤー)と消えるし。…あ、あいつー。

貯金箱のお金をゲット。定規を使って取ります。貯金箱の中で面白い動きを見せてました。ぴょいんと乗っけてススーっと出すって感じでしたっけ。
これが、1セントコインでしたっけ?レッドスター探しのオーダーについて承ったという意を示すため、封筒に入れるやつです。

で、瓶の中に入っていて家賃を払うためにハンマーで割ったのが、札と25セントでしたっけ。こちらは、ジュースを買う自動販売機で使えます。
カイルの好きなジュースを2本買ったら当たりが出て、ゲーム機を貰えました。

ほこりは息で吹きとばすので、DSのマイクに息をふきつけます。

保険調査員の盗聴器を探せ。ラジオで盗聴電波をキャッチするというのは面白かったです。
盗聴器は、ラッキーズカフェのツリー下部にあります。

ミラの似顔絵。
ミラがいい男に描いたカイル絵をくれて、そのお礼に、ミラの似顔絵を要求されます。
タッチペンでメモ帳に描きます。
つまり、カイルの画力は、プレイヤーによって決まるわけです。
このチャプターが終了した後、小説化された部分を読むと、この時描いた似顔絵が挿絵として挟み込まれます。
いきなり自分の描いた絵が出たのでびびりました。

レイバーのカセット。
あれ、カイルの部屋ラジカセないじゃないか。と思いましたが、よくよく考えたら留守電機で聞けました。
黒電話の下にあるやつです。
最初、巻き戻しすぎてテープを切ってしまいました。カイルかっこわるw
正解は、Bサイド(?)を再生したまま早送りする、でした。これで、聞き取れます。

205号室のタイプライター。
クローゼットの上側にあるタイプライターを取り、机の引き出しに入っている紙をセット、capsキーを押してからTを押すと小文字になって、それが他の文字より上がっていることを確認すればOKだと思います。

ジュネの現像室。
風呂を現像室に改造するにあたり赤いランプが必要です。これはすぐにピンと来ました。
いったんカイルの自室に戻って、ミラが持ってきたレイチェルからの(?)ワインの包みセロファンをゲットすればOKです。

マリーの変装道具を探せ。
大きな帽子とサングラスは、クローゼットの上でしたか。見落としてしばらく探していました。

ウィル・ホワイトの部屋で捜索中、パスワードが分からなかったのですが、洗面所で鏡をチェック後、お湯を出し続けガラスを曇らせることでその答えが分かりました。
さらに、おもちゃのカメラにパスポートの生年月日かなんかをいれてシャッターを切ったら、月のポストカードが出たと思います。

大家さんの寝室でコンドルの鍵を手に入れる。
オルゴールを止めなければと思って、何度もDSの蓋を閉じていましたが無駄でした。
どうやらRボタンで鍵を押し出す仕組みになっているらしく、鍵が全部見える一瞬(ドラムの切れ目がこちらを向く)の時にRを連打、上に白いポインタ的なものが出たらタッチ、で取れたようです。

マリーの飛び降りを止めろ。
これは、マリーが向こうを向いている時にDSを閉じるのが正解なようです。
こちらを振り返っている時に蓋を閉じると交差するように逃げられ、かつ、下が騒ぎになってゲームオーバーになるらしく、何度も失敗しました。

金庫破りの息子であることを証明する。
自室に戻り、母親から届いた小包の車のキーを持ち出し、老人レイバーに見せれば良いです。

ドアノブが取れて閉じ込められたとき、入り口の電気スイッチで、部屋の明かりをつけたり消したりすることで、窓の外に信号を送り、助けてもらえました。
私、そもそも閉じ込められてることすら気づかずに、ここをクリアしました。
そんなに重要そうなイベントではないのですが、カイルの父親が死んだ時と似たようなことをしていたのですね。
明かりの点滅による合図という点では。

カイルが両手両足縛られたときは、なんとなく光の差す中を進み、なんとなく花瓶の置いてあるテーブルの足にぶつかったら揺れて、3度目くらいで花瓶が落とせました。その破片でロープを切ります。

4階の見取り図は、見たまんま印のついている所を調べれば、コンドルのマークが出ます。
その結果1〜6が半時計回りになってました。
これを、月のポストカード裏面と照らし合わせ、エレベーターのボタンを押せば秘密の部屋に。この暗号って、プレイヤーに寄ってことなるんですかね?
ずいぶんてこづりました。結局、ポストカードを反時計回りに読んで、可能な数字もしくは記号を押すという要領でいけたと思います。
なぜか、3Rの場合、3よりRを優先していました。いまいち法則性が分かりませんが、数字より記号の方が強いということでしょうか。AとかQとかは、エレベーターのボタンにはないのでスルーで。

無駄にギミックというところがゲームらしくて良いです。
灯台の明かりがレッドスターのありかを指し示したり。ミラと灯台について話したことが生きてきました。


【ストーリーネタバレ】
最後、カイルは、レッドスターを博物館に寄付したようです。

警察と政治と犯罪組織の癒着があり、そのことに巻き込まれてカイルの父親は亡くなったのですね。
その彼が最後に見た窓が406号室の窓ということでしょうか。
その窓から外を見たり、レッドスターを手にするカイルに少し感動しました。

父親が金庫破りというのは前作でも言っていたような。
金庫破りの息子が刑事になることは可能なのでしょうか。

ウィル・ホワイトは偽名で、本当は、殺されたホテルオーナー夫人の息子でした。かつ、今は窃盗やってるみたいです。
ディランは、お役立ちキャラであると同時に、詮索好きな人って印象でしたが、ナイルの回し者でした。
マリーの兄と夫はコンドルの一員で(?)ナイルに消されたようです。
フランク・レイバーは、カイルの父親と契約をした元刑事で、父親の死を招いた張本人に近い立場です。彼は、金庫破りをその場で保護しようとしていましたが、現在の試聴候補者ヒュー・スペックの策略で失敗に終わっていました。
なんという事件関係者の多いアパートでしょうか。
事件現場の跡地ですから、皆真相を知りたくて集まったのでしょう。また、ある人は故人との思い出に浸るために。

マリー・リベットは、本当に保険金詐欺をしていなかったということでOKでしょうか?
また、パトリス夫人は殺人事件に関しては無罪で合ってるんでしたっけ。

カイルはレイチェルを軽く口説いていたし、(「君の家に転がり込もうかな」)レイチェルは、カイルがアパートの女と親しいんじゃないかと少し心配している節がありました。
次回作とかあったら結婚してそうな勢いですが、制作会社CiNGが倒産とのことで難しそうです。面白いゲームを作っているのに残念です。
ミラは美術学校に通っているんですね。
無垢な美少女ミラと、知的な眼鏡女性レイチェルのダブルヒロイン体制でお送りしておりますラストウィンドウ。

アパートを去る前に、ジュネと話をしました。フランスに帰らず、自分で金を貯めて頑張るそうです。偉いぞお坊ちゃん。
  1. 2010/04/10(土) 11:05:50|
  2. ゲーム

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://norabako8.blog93.fc2.com/tb.php/1116-16ee8266
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad