![]() | 「美少女」の現代史 (講談社現代新書) (2004/05/20) ササキバラ ゴウ 商品詳細を見る |
上の表紙画像は、私が買ったものと装丁が違います。
【概要】
漫画・アニメ・ゲームにおける美少女という概念を説明しつつ、美少女に萌える男性そのものについても論じている。
【感想】
美少女の誕生から、その歴史が書いてありました。
絵的な面、精神的な面、色々な角度から美少女を語っていました。
美少女に萌える男性心理が複雑で面白かったです。(あくまでも、著者の考えなのでしょうが。)
見る立場として純化してしまっている分、いざ、見られる側となると、あえて醜くぶざまな形をとって表してしまう。「紅の豚」のポルコのように。
美少女を傷つける存在としての自分を意識することで、美少女を手に入れることは出来ず、結果、美少女は、誰にも傷つけられない完全な存在になる。 という感じらしいです。
「カリオストロの城」のクラリスがまさにそれだそうです。
男性心理を見透かして美少女漫画を描く女性、という例も挙げられていました。
ロボットに乗って戦う根拠も、美少女に愛される根拠もない男性達。
「根拠」という言葉が何度も出てきました。
ギャルゲー、エロゲの中の美少女についても描かれていました。
プレイヤーが主人公の行動を選択し、美少女達への責任が生じることで、その美少女達が、薄っぺらい絵ではなく魅力的な存在になるのだといいます。
プランツ・ドールという漫画は知りませんでしたが、読んでみたくなりました。
宮崎駿監督作品を、完全に美少女アニメ扱いしていました。













