![]() | ゲーテ格言集 (新潮文庫) (1952/06) 高橋 健二、ゲーテ 他 商品詳細を見る |
【概要】
ゲーテの小説と、初めから格言・警句として書かれたものの中から抜粋された格言集。
カテゴリー分けされ、似たような格言が側に集められている。
【感想】
「これ聞いたことある」という言葉が含まれていました。
巻末の解説にもありますが、時々矛盾したことを書いているようです。
「男は外で仕事、女は家の中で家事」的な価値観を持っているようです。書かれた時代を考えれば、それが普通と言いますか、それ以外の考え方がなかったのかもしれません。
喫煙者が読んだら、ムッとするようなことが書かれていました。
(私は、煙草吸ったことないです。)
この本に書かれた全てを「ゲーテがそう言っているんだから正しいんだろう」と真に受けすぎないようにします。
以下、印象に残った格言を少しご紹介します。
「苦しみが残していったものを味わえ!
苦難も去ってしまえば、甘い。」
この感覚、分らんでもないです。
「だれ一人知る人もない人ごみの中をかき分けて行く時ほど、痛切に孤独を感ずることはない。」
ネットの動画でこの言葉を見たことがある気がします。
あと、何かの本に引用されていたと思います。
「虹だって十五分も続いたら、人はもう見向かない。」
希少価値というやつですか。
儚さも人を惹きつける要因だと思います。
「大丈夫実現しそうなことでも、なお一脈の疑いを抱かせる。それゆえ、望んでいたことが現実になると、いつも意外な感じがする。」
私は、失敗した時のショックを和らげるために、うまくいかなかった場合のイメージを強化してしまいがちです。
なので、すんなり上手くいくと、確かに意外な感じがします。
「生活はすべて次の二つから成り立っている。
したいけど、できない。
できるけど、しない。」
これも、ネット動画で紹介されていたと思います。
できない、しない。どちらも、なにもしないことです。
したいから、する。という選択肢がないところが、後ろ向きで面白いです。











